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売木村山村留学レポートその8

こんにちは。宇宙人母KAYOです。

今日は、次男(小6)の売木村山村留学レポートその8です。

 

これまでのレポート記事はこちら

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

 

9月14日(金)~16(日)にかけて、売木小中学校の運動会の応援をするため、長野県の売木村に行ってきました。

そして、運動会だけでなく、いろんな盛り沢山な経験ができました。

今回はそのレポートを書きますね。

 

 

 

天気予報は「雨」

金曜日は、夫の会社、娘(高1)の高校が終わったあとに家を出発。

我が家から売木村までは、新東名経由で、途中休憩しながら、4時間半ほどかかります。

 

予定では、土曜日に村民の運動会と合同で行われる予定でした。

もし日曜日に延期になったら、村民種目のほうは中止になり、小中学校の種目のみおこなわれます。

しかしこの時点で、土曜日も日曜日も雨予報。

日曜日には帰る予定なので、もしさらに延期になったら、次男の小学校最後の運動会を応援することができません。

「なんとか晴れてほしい」

と願いながら、山村留学センターに到着しました。

 

壁に貼られていた新聞に次男を発見!

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チャボのひなが生まれていました。

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ひなを抱かせてもらう娘。

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まずは収穫祭へ向けての話し合い

到着したときはすでに夜の消灯時間をまわっていて、次男には会えず。

そして、他の親御さんたちは収穫祭に向けての話し合い中。

毎年11月には、山村留学センターが会場となって、売木村民のみなさんを招いての収穫祭が行われるのです。

去年から山村留学を継続している親御さんたちからは、すでに4月から

「今年の収穫祭どうする?」

という話が出ていました。

最初は、ちょっとした発表会みたいなものかと思っていたら、いろいろな模擬店やゲームコーナー、バザーなど、かなり充実した内容のようでびっくり。

企画や仕入れや実施も親たちがメインとなって行なうのです。

 

わたしは、最初は、

「うわー、たいへんそう」

と、逃げ腰になっていたのですが、親御さんたちはみんな、自分の得意なことを活かして、ゲーム作りや資料作りなど、積極的に関わっています。

 

その姿勢にわたしもだんだん影響を受け、いろんなアイデアを出せるようになっていきました。

そのうち、

「会場にスカイツリー作ったらどうですか?」

「ミラーボール吊り下げたら?」

と、みんな妄想がエスカレートして、爆笑の渦に。

 

話し合いは12時近くまでおよびましたが、その途中、雨の音がどんどん強くなってきました。

「あー、明日はダメかなぁ・・・」

と、みんな、あきらめの表情に。

 

去年も、雨で運動会は平日まで延期になり、みんな、応援はできなかったそうです。

「めったに会えない我が子の運動会をぜひ見たい!」

という願いはみんな同じです。

雨がやむことを願いながら就寝しました。

(行事のときは親も山村留学センターでお泊りします)

 

雨で次の日に延期に

しかし、朝になっても雨はザーザーふりつづけ、運動会は次の日に延期になりました。

 

「明日はきっとできるはず」

と思いながら顔を洗っていると、次男がやってきました。

またいちだんと凛々しくなった感じ。

 

でも、

「あー、村民種目やりたかったー」

と、彼も残念そう。

お母さんもやりたかったー。

 

朝の日課は、まずは指導員さんの朝の講話を聞いて、そうじ、そして朝食です。

 

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朝食時、子どもと親は、別々のテーブルに座ります。

次男は、食べている途中、わたしのほうをふりむいてニヤッとしました。

「なんだ?」

と、思ったら、プチトマトを箸でつまみ、口の中に入れてもぐもぐかみました。

 

おぉー!あんなにトマト嫌いだったのに!!

 

「ほら、食べられるようになったよ」

って、ドヤ顔をしたかったのですね。

 

しかし、食事が終わるのはいちばん遅かった・・・

(いつものことのようです)

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お皿も自分たちで洗います。

お茶碗と箸は自分で作ったもの。

「上手でしょ」と、見せてくれました。

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朝食後、子どもたちは雨の中、カッパを着てヤギの餌を集めに行きました。

親たちは、また昨日の続きで収穫祭の話し合いをしたり、収穫祭で出す予定の餃子(なんと、横浜中華街特製!)を試食したり、村の温泉に行ってゆっくりしたり。

センターに行くときはいろんな予定が組まれていて忙しいことが多いのですが、この日はめずらしくまったりした時間になりました。

 

売木村のみなさんとの慰労会

土曜日の夕方からは、売木村の各地区で慰労会が開かれました。

村民運動会は中止でも、慰労会は雨天決行です!

(まぁ、残念会ということで^^;)

 

山村留学生の親たちは、自分の子どもがホームステイでお世話になっている農家さんの地区にそれぞれおじゃましました。

(山村留学中は、月の三分の二は山村留学センターで合宿し、三分の一は農家さんに2~3名ずつ分かれてホームステイします)

 

わたしたち家族がおじゃました地区の慰労会は、公民館の外の広場(屋根付き)で、バーベキュー。

地区によって、お寿司が出たりオードブルが出たりと、さまざまとのこと。

 

お肉の種類も、牛、豚、鶏、マトンなどいろいろ。

売木村のあたりではマトンをよく食べるそうです。

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「羊を育ててるんですか?」と聞いたら、

「いや、ニュージーランド産です」とのことでした(^^;)

 

お肉を焼きながら、農家のお父さんお母さん、地元のみなさん、そして移住者のみなさんといろんなお話ができました。

 

農家のお父さんお母さんは、次男がとてもよくがんばっているとほめてくださいました。

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農家のお母さんから、

「うちでうたたねをしてくれるようになったときは、『やっと安心できたんだな』ってほっとしたわ」

という言葉を聞いたときは、ほんとうに深い愛を感じました。

 

売木村には移住者の方がとても多く、村民の約3割をしめます。

みなさん、売木村ケーブルテレビの番組制作者とか、ヤギの飼育とか、売木村特産品の開発・販売とか、いろんな活動に関わっています。

 

中には、地域おこし協力隊員として活動中のドイツ人の男性も。

「海外の旅行客をもっと売木村によびたい」

と、熱い思いを語ってくださいました(それも流暢な日本語で)。

 

教頭先生の力強い言葉

売木小中学校の教頭先生もこの慰労会に参加していらしたのですが、

「運動会、明日はやりますよ」

と、おっしゃるではありませんか。

 

その時点では、まだ雨はザーザー降り。

次の日の天気予報も「曇りときどき雨」の状態でした。

 

おどろいて、

「え、できるんですか?グラウンド大丈夫ですか?」

と、たずねると、教頭先生は、

「ええ、やりますよ。なんとしてでも」

と、ふたたび、力強くおっしゃいました。

 

その言葉に、それまで

「明日、どうなるかなぁ」

と、少し不安だったわたしの気持ちも、

「そうか、運動会、やるんだ!」

と、バチーンと焦点が定まりました。

 

そして、慰労会が終わり、山村留学センターにもどると、他の地区の慰労会に行っていた他のお母さんたちも戻ってきました。

ひとりのお母さんが、他の先生が話していたことを教えてくれました。

「『明日も、どうなりますかねぇ』って心配そうだった」

とのこと。

 

それに対して、わたしは、

「いやいや、教頭先生が力強く言い切ってたから大丈夫だよ!

明日は、運動会、あるよ!

もう、わたし、明日、運動会を見るって決めたから、そうなるよ!」

と、教頭先生を見習って、言い切りました。

 

そうしたら、他のお母さんたちも、

「そうか、やるんだね」

と、明るい表情に。

 

そして、この日もセンターにお泊りしました。

 

「運動会、やります!」

そして、日曜日の朝。

6時に起きると、

「雨がけっこうふってるよー」

と、ほかのお母さんの声。

「大丈夫、運動会、きっとやるよ!」

と言いつつも、わたしもやや不安に。

 

朝食の配膳の準備をしていたセンター長さんに

「学校から連絡ありました?」

と聞くと、

「6時半までには学校からメールが来る予定なんですが、まだ来てないんです」

とのこと。

やきもきしていたら、その後すぐ、

「あ、来ました来ました!運動会、やります!!」

と、うれしい報告が。

 

「ヤッター!!」

と、みんな喜んだのですが、またそこから雨が強まり、

「ほ、ほんとに大丈夫か?」

と、やや不安に。

 

でも、

「運動会、やる!」

という集合意識の力がはたらいたのか、だんだん雨は弱まってきました。

 

子どもたちは運動会会場のグラウンドまで歩いていきます。

「行ってらっしゃい!」

と、お見送り。

 

この服は、鼓笛隊用の制服です(中に運動服を着ている)。

 

 

その後、親たちは車で会場に向かいます。

開会式が始まる頃には青空も出てきました。

 

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運動会が始まった!

まずは、4・5・6年による鼓笛隊の行進がありました。

次男の担当はベルリラ(鼓笛隊用の鉄琴)。

売木小中学校の校歌を演奏しながら、立派に行進する次男の姿に、もう、いきなり涙が。

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その後、鼓笛隊用の制服から体操服に着替えます。

みんながさっさと着替える中、ていねいに制服をたたんでいる次男。

 

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キミはそんなに几帳面だったのか!

しかし、内心、

「あのー、もうちょっと急げば?」

と思ってしまいましたが、先生方から

「はやくはやく!!」

などと、せかされる様子もありません。

 

次男いわく、

「運動会の練習もそれほどしなかった」

とのことで、これくらいゆったりした運動会もいいものだなぁ、と思いました。

 

次男は、家庭の事情で急に欠席したクラスメイトの代わりに、団長の大役もおおせつかったそうで、「竹引き」の競技では、

「オレが赤組の団長だ!オレが来たからにはゼッタイ勝つ!!」

と、せいいっぱい大きな声を出して宣言していました。

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次男は、前の学校では、しょっちゅう

「おとなしいですね」

「もっと自分を出せるといいですね」

と言われていたので、大勢の前で

「ゼッタイ勝つ!!」

なんて宣言する堂々とした姿は、まるで別人みたい。

 

売木小中学校は、小中合わせても47人なので、次男がどこにいるかすぐわかります。

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短距離走、綱引き、リレーなど、精一杯走る次男の姿は、ほんとうにイキイキしていて、

「命が躍動している!!」

と、見とれてしまいました。

 

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親も参加する「大玉送り」には、わたしも参加。

 

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しかし、親子の人数を合わせても、この広いトラックを埋められることはできません。

どうするのかな、と思ったら、先生から、

「大玉を送ったら、またすぐに列の先頭に走って、そこで大玉を送ってくださいね!」

と指示があり、ひえー。

「大玉送りって、こんなにハードな競技だったとは!」

と思いながら、がんばりました!

 

 

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運動会はお昼ごろ終了です。

終わる頃には、次男は全身あちこち泥がついていましたが、

「今日、かっこよかったよ!」

と、声をかけると、うれしそうにニヤリとしてくれました。

 

運動会の様子は売木村ケーブルテレビで放送されます。

(残念ながら売木村限定ですが)

カメラマンのSさん、前日の慰労会でお話したときとは打って変わってビシッとお仕事モードでした。

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意識のチカラのすごさ

終了後、教頭先生に

「教頭先生、ありがとうございました。

あのとき先生が、『なんとしてでもやります』って言い切ってくださったおかげです」

とお礼を言うと、

「できてよかったですね」

と、ニコニコしてらっしゃいました。

(きっと教頭先生も内心ではハラハラしてらしたのでしょう)

 

担任の先生にもあいさつをすると、

「スバルくん(次男の名)、本当によくがんばってくれました」

と、先生はウルウル。

 

次男は、昼休みや早朝にも、ひとりでベルリラを練習していたそうです。

「その姿を見たら、『なんてキミはスゴイ子なんだ』って、もう、感動しちゃって」

と、先生はまたウルウル。 そして、

「今日、教頭先生が、『カッパ着てでもやるぞ』って、すごく気合が入ってました。

わたしも、山村留学生の親御さんは、遠くから来てみえるから、ぜひ応援していってほしいと思っていたんです」

と、お話してくださいました。

 

売木村は、日曜早朝までけっこうな雨降りだったので、きっと、ふつうの学校だったら、運動会は延期にしていたでしょう。

 

でも、みんなの

「なんとしてでもやるんだ!!」

という決意のおかげで、雨雲さえも去っていってくれたのですね、きっと。

意識のチカラってスゴイなぁ!!

 

 

そして、運動会に参加する子どもたちも楽しそうでしたが、それを見守る先生方もほんとうにのびのびして楽しそうでした。

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「この子は、なんていい環境で育ててもらってるんだろう。

この子を山村留学に託して、本当によかった」

と、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

  

 

「いい運動会だったね」

「見られて本当によかったね」

って、他の山村留学生のお母さんたちともうなずきあいました。

 

また会う日まで元気でね!

運動会終了後、次男に

「じゃあ、また稲刈りのとき来るね!元気でね!」

と、あいさつしてお別れ。

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お別れはやっぱりさびしいけど、次男が売木村でこんなにも楽しそうに生きていてくれる、と思うと、

「わたしもがんばろ!!」

って、元気が出てきました。

 

帰りがけに、売木村の定食屋さん「ありがとう」でランチ。

信州の伝統野菜「鈴ヶ沢なす」(30センチほどもある!)を肉詰めフライにした定食をいただきました。

ガッツリおいしかった~♡

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信州 売木村 (うるぎむら) 食事処 ありがとう

 

 

次に行くのは稲刈り&うるぎトライアルRUNです。

(夫がフルマラソンの部に出場します)

【10月8日(日)開催】うるぎトライアルRUN開催のお知らせ-売木村からのお知らせ

 

NHK「明日はどっちだ」に出演したこともある、売木村専属ランナー、重見高好選手にも会えますよ!

 

山村留学のおかげで、わたしにとっても売木村という第二のふるさとができました。

次男が山村留学をする前は、

「子どもとはなればなれ」

というイメージが強かったのですが、予想外に売木村やほかの親御さんたちと濃密に関わることになったのはうれしい誤算でした。

 

そんなうれしいわたしの気持ちを反映するかのように、帰り道によった浜松SAでは、すてきな雲が見えました。

建物に描かれているピアノの鍵盤と空の雲が、シンクロしてるみたいでしょ♪

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山村留学情報

売木村の山村留学について詳しくはこちらをどうぞ。

sanson.urugi.jp

 

そして、10月14日(日)に、信州の山村留学合同説明会が銀座で開かれます。

親子で山村留学できるところもありますよ!

まだまだ知らない方も多い山村留学、まずはお話から聞いてみませんか?

 

信州で学ぼう!「長野県山村留学合同説明会」 - イベント情報 | 銀座NAGANO しあわせ信州シェアスペース

 

 

 つづきはこちら

www.kihiru777.net